ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の病気について
ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で、1番気をつけなければならないのが、病気や感染症などに感染しないように気をつけないといけません。もし病気になってしまった場合は、症状が重くなる前に、病院やペットショップに持っていきましょう。
病気
・クル病
カルシウム不足が原因で起こる病気で、骨に異常が起こり、骨折や骨の変形などが起こります。
成長期や産卵期の雌に起こりやすく、この症状にかかってしまうと厄介なので、餌であるコオロギや人工飼料に1週間に1回ほど、カルシウムをまぶして食べさせてあげると良いでしょう。
症状としては、食欲不振 活動能力の低下 成長不良 急なふるえ などがあります。
また、単純なカルシウム不足だけでなく、摂取のバランスが悪かったり、ビタミンDが不足している場合でも発症する恐れがあります。
・腸閉塞
体力や消化機能などが低下している時に、餌や、床材を誤飲した時に発症する恐れがあります。腹部に異常な腫れがあったり、糞の量が減少していると、発症している恐れがあるので、病院で診察してもらうようにしましょう。
・脱皮不全
ヒョウモントカゲモドキは結構な頻度で脱皮を行います。脱皮不全とは、脱皮した時に皮が残ってしまう現象です。
基本的に、脱皮した皮を口で剥がしていくのですが、指先や、鼻先、尾の先などの細かい部分に脱皮前の皮が残ってしまい、その部分の血流が悪くなり、指先などは無理に剥がそうと噛んだりして、壊死してしまう恐れがあります。
もし、脱皮不全を見つけたら、自分で出来る処置としては、霧吹きをかけるか、温水で湿らせ、ピンセットなどで取る方法があります。
私のレオパも、先日鼻先に残っていたので、上の方法で取りました。
脱皮不全の1番の原因は、湿度の低下によるものです。 乾燥していると失敗しやすいので、脱皮の前兆があれば、ケース内に霧吹きを行い、シェルターにも水を加えて、湿度を保つようにしましょう。
・脱ヘミペニス
交尾の際、雄のヘミペニスは大きくなり体外に出てきます。交尾後に、体内に戻らなくなる個体がいます。
普通は、1週間ほど放っておくと、勝手に戻っていくのですが、戻らない場合は、病院に行きましょう。
・まとめ
他にも感染症も様々あるのですが、感染症は次回紹介していきます。
大事に育てていても、かかる恐れがある病気ばかりなので、観察して早めに気づいてあげましょう。
また、何か困ったことがあれば、すぐにでも病院に行きましょう!!
今回はここで終わります!
ありがとうございました!!